ベスパ修理に思うこと。
実は先週の篠山ツーの帰り、自宅から約2キロの場所で
ガソリン臭いことに気がついた。
おかしいな〜、と思いつつシートを開けるととんでもなく
ガソリンの臭い。
マフラーにポタポタと漏れ落ちてるではないか。
とはいえ修理に行く時間もなく1週間後の今日。
サイドカバーを開けてみると、どうやら
ガソリンタンクからキャブへと繋ぐ
透明のビニールチューブが経年劣化で硬化し
ひび割れている。
このままでは乗れないので、IKD市にあるベスパショップに電話してみる…
「当店で購入されたベスパですか?」
「いいえ、違いますが家から一番近いので…」
「いま修理が込み合っていてすぐには対応しかねます、
購入されたお店でみてもらってはどうですか」
「…あ、はい」
家から1時間はかかる、購入した兵庫県NS市のショップに電話してみる。
「引き取りには高速道路を使って約12,000円かかります。
土日は無理なので平日限定になりますが」
「ガソリンチューブの交換だけだったら、
一度ご近所のバイク店で尋ねられてみては?」
「そ、そうですね…」
家から近いHONDAのお店に電話してみる。
「ガソリンのチューブの交換をお願いしたのですが」
「車種はなんでしょうか?」
「ベス…」
「あ、無理です。うちではできません。」
ベスパのパの字も言い終わらないうちに断られた。
この店はいつも自賠責保険を更新している店だけど、もう行きません。
4軒目。
家から近い、自転車とバイクを扱っている小さいお店。
「ベスパのガソリンチューブを交換してほしいのですが」
「GT200はキャブ車ですね、たぶん大丈夫です。」
「いまから行きます!」
というわけでこのお店に持っていくことにした。
エンジンをかけようとしたら、ガソリンがドバッともれて
キャブまでガソリンが届いてない。
仕方がないので、炎天下だけどベスパを押していくことにした。
押し歩くこと約15分、汗だくでバイク店に到着。
適当な太さのチューブを探してきてあっさり交換してくれた。
修理代1,260円也。
この店はアプリリアやドゥカティが置いてあったのを以前に
見たことがあったので「もしかしたら?」と思い出して電話してみた。
こういうところですよね、
バイクショップを選ぶ理由となるのは。
簡単なトラブルでも快く対応してくれる店、そうじゃない店。
こんなんだからオートバイ人口が減少していくんじゃないの?
世界の4大メーカーの国なのに、バイク文化が根付かない。
悲しすぎますよ。
今度からこのお店でオイル交換と
自賠責保険の更新、します。
by tetsu155_gt200l | 2013-06-29 23:47 | ベスパGT200L